スポーツモードから国体予選へ

2019年の茨城国体に、何とeスポーツが加わりました。
ぷよぷよ、ウイニングイレブン、そしてグランツーリスモSPORTという
各ジャンルを代表するタイトルを揃えてきました。
国体でゲーム競技?eスポーツ?と賛否はあるようですが、
国体参加の間口が広がったという点では面白い試みだと思います。

全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI

GT SPORT オンライン予選にエントリー

オンライン予選のエントリーシートはGT公式サイトに用意されており、
そこで登録を済ませると、予選タイムトライアルに進むことができます。
GTSのスポーツモード→レースエントリーと開いていくと、
全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKIが表示されます。
この予選のエントリー可能期間は2019年4月1日から4月21日までとなっています。

レギュレーションはGr.3(GT3相当)となっており、
それに適合した手持ちのレーシングカーが候補に上がります。
私は当然、ここでもGT-R nismo GT3を選択です。
そして各レーシングカーがイコールコンディションになるように、
性能調整(Balance Of Performance)が入ります。これは自動で変更されます。

予選タイムトライアル会場は鈴鹿サーキット(5,807m/コンディションは快晴)です。
ルールはBoP適用、燃料消費なし、タイヤ消耗なし、
レギュレーションはGr.3クラスの車種(ガレージカー)を使用、タイヤはレーシングハード(RH)、
レース設定はコース外でのグリップ低下はリアル、スリップストリームはリアル、
ペナルティはショートカットペナルティあり(弱)、壁接触ペナルティあり(小)となっています。

マシンセッティング(スパナアイコン)はBoP有効のためクイックチューン、サスペンション、
エアロダイナミクス、駆動制御系、トランスミッションは変更不可ですが、
ドライビングオプション(歯車アイコン)は変更可能になっています。
私はいつものシンプルな設定のまま予選タイムアタックを始めます。

注目のローカルランキング(最終結果)

国体の予選タイムトライアルでも、走った分に合わせて賞金、マイレージポイント、走行距離、
経験値が加算され、セクションごとのラップタイム、暫定順位も見ることができます。
(SS3枚目の報酬は4月1日のものです)
4月1日のベストラップは2’08.842(県内38名参加中36位/22時08分時点)で、
予選期間内(〜21日)のベストラップは4月19日の2’05.798(県内165名参加中137位)でした。

遅い人が鈍重ぶりを晒すことはあまりないと思いますが、
ここは敢えて下位ランカーの端くれとして辿々しい走りをアップしてみました。
私はGT6の時もオンラインランキングが5〜6桁でしたが、
国体予選内でも最下位になりそうでならない位置をキープ。

予選に伴いGTS国体botさん(非公式)が登場し、有益な情報を呟いてくれています。
しかしL-Shooter_RB26さんは速いですね…。
県内では長らくトップの漬物石でしたが、1分57秒台中半は全国でもトップでした。
各都道府県別のランキングは公式サイトのランキングボードでもチェックできます。

2019国体オンライン予選ランキングボードはこちら↑

実はここでも独自ルールでアタック

国体予選初日のデイリーワークアウトでいただいたGT-R

ここでも無意味に独自ルールを設けていました。
予選当初は、デイリーワークアウトの42.195kmを超える距離、
1日に鈴鹿を8周(約46km)することにしていましたが、
今ひとつタイムが振るわないため、段階的に周回数を増やしました。

01日〜07日/08Laps (単純にプレゼントカー目的に定めた距離)
08日〜14日/10Laps (この週から補習としてサーキットエクスペリエンスも開始)
15日〜16日/12Laps (16日にサーキットエクスペリエンス修了)
17日〜20日/18Laps (鈴鹿1000kmならぬ鈴鹿100km)
最終日の21日は20Laps

以下はエントリー期間のベストラップとプレゼントカーの記録です。

全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI オンライン予選タイムトライアル

04.01(月) 2’08.842 NISSAN GT-R PREMIUM EDITION 2017
04.02(火) 2’08.556 DAIHATSU COPEN ACTIVE TOP ’02
04.03(水) 2’07.671 PEUGEOT RCZ GR.B RALLY CAR
04.04(木) 2’09.301 MCLAREN 650S COUPE 2014
04.05(金) 2’07.922 LEXUS RC F GR.4
04.06(土) 2’07.086 HONDA CIVIC TYPE-R 2015
04.07(日) 2’08.175 MAZDA ATENZA GR.3

04.08(月) 2’07.527 DODGE VIPER GTS 2013
04.09(火) 2’07.368 MAZDA LM55 VISION GRANTURISMO
04.10(水) 2’06.152 TOYOTA 86 GR.4
04.11(木) 2’06.292 MERCEDES-BENZ SLR MCLAREN 2009
04.12(金) 2’06.658 ALFA ROMEO 4C LAUNCH EDITION 2014
04.13(土) 2’05.952 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION FINAL EDITION GR.4
04.14(日) 2’06.546 BMW i3 2015

04.15(月) 2’06.533 MINI MINI-COOPER ‘S’ 1965
04.16(火) 2’06.435 TOYOTA GR SUPRA RZ 2019
04.17(水) 2’05.917 AUDI R18 TDI LE MANS 2011
04.18(木) 2’05.951 MERCEDES-BENZ SLS AMG GT3 2011
04.19(金) 2’05.798 MAZDA ATENZA GR.3
04.20(土) 2’06.540 TOYOTA 86 GR.B RALLY CAR
04.21(日) 2’06.517 FORD MUSTANG GR.3

BEST Lap 2’05.798 (04/19)
最終ランキング 137位/165名(04/21)

補習はサーキットエクスペリエンスで

サーキットエクスペリエンス内での基準は何とかクリアしましたが…

GTSのキャンペーンモードにはGTリーグ、ドライビングスクール、
ミッションチャレンジ、サーキットエクスペリエンスがあります。
サーキットエクスペリエンスとは、コースの各セクションを学習するイベントで、
鈴鹿サーキットの場合はNSX Gr.3(指定車両)で走るのですが、
MRが苦手な私にとっては、GT-R nismo GT3(FR)とは全く違う挙動に苦戦しました。

NSXはクイックに曲がるので、GT-Rと同じように振り回していたらスピンします。
GT-Rは縁石や段差に結構踏ん張ってくれますが、NSXはデリケートなので
GT-Rと同じようにコース際を走っていると外に弾き出されます。
車両の方向性からNSXはスプリントに有利な反面、アタック時は細心の注意が必要です。

そんな悪戦苦闘を経て1ラップアタックのゴールド(2’07.300)を何とかクリアしましたが、
どうしても滑らせてしまうので慎重にアタックするあまり、
結局私の場合はGT-Rで走った方が速いという結果になっています…。
(ちなみにオールゴールドのプレゼントカーはJAGUAR E-TYPE COUPE 1961でした)

Gr.3車両の場合、このイベントの基準では鈴鹿は2分7秒前後でゴールドですが、
初級者にはなかなか手強いタイムだと思います。
しかし実はこれでも緩めのタイム設定で、スポーツモードで張り合っていく場合は、
ドライビングスクールやサーキットエクスペリエンスのゴールドが1つの目安、
オンライン参加へのスタートラインなのだなと、
今回の国体予選参加で改めて思い知る良い機会になりました。

この記事を書いた人

shirokiji04

しろきじの皮を被った紀州人。EX-LDGC251TB, NTYPEE60BR, G29, 無印の座椅子(小)というセッティングでお座敷ドライバー気取りです。好きなお菓子はシューラスク。