FIA GT マニュファクチャラーシリーズ 予選編の続きです。
ここからいよいよ決勝戦、GTSの中核であるメインイベントに挑みます。
前回の予選編は予選というよりも前置きに終始していますが、
よろしければこちら↓もどうぞ。
FIA GT マニュファクチャラーシリーズ 決勝
決勝戦のオープニングはGTSのメインテーマが流れます。
このシンフォニックな響きも、レースの雰囲気を盛り上げます。
デイリーレースが交流戦なら、FIA GTチャンピオンシップはまさに国際戦そのものです。
2019シリーズの走り納めはGr.3でカタロニア・サーキット。
…と言っても私はマニュファクチャラーはこれで2戦目なので、
まるで少し長いデイリーレースのような感覚で参戦しています。
2019シリーズ・ラウンド20はカタロニアを9周
メインテーマが終わり、SS2枚目の赤い旗が画面いっぱいになびくと、
いつもの決勝BGMがリズムを打ってグリッド紹介が始まります。
デイリーレースは上位の顔のみを映して決勝に切り替わりますが、
流石の国際戦はエントリー車両を時間をかけて全て紹介、しかも歓声のオマケ付きです。
カタロニアでのスタート時は、飛行機のフォーメーションまで加わります。
カラフルな飛行機雲に気を取られないようにスタートしましょう。
燃料消費5倍、タイヤ消耗11倍の加減
予選で12位と、意外とマシな位置に付けましたが、
迫り来るライバルに気後れしてしまい、出だしのホームストレートから早速追い抜かれ、
どんどん後退していきました…。
レースも後半になると、燃料もタイヤも減ってきます。
画面左下にタイヤ情報、その右隣のメーターにオイル残量が表示されているので、
その消耗、消費具合を見ながらピットインのタイミングを考えていきます。
タイヤ情報では先端が僅かに赤くなっていますが、これが消耗のサインです。
この程度ならあまり支障がなさそうに感じますが、実際は既に踏ん張り辛くなっています。
コーナーでは止まりづらくなるので、この辺りから、
コース外にはみ出てしまう車両が増えてきます。
私は5周したところでピットインすることにしました。
ピットインではタイヤ交換のみ
ピットにはチームのメカニックが待機しています。
ピットレーン走行中にタイヤ選択と給油を促されますが、
今回はレーシングハードのタイヤ交換のみにしました。
(速さを求めるなレーシングミディアムの方が有利ですが、消耗が早めです)
給油に関しては残り4周の時点で航続可能距離が5.1周だったので、
極端なコースアウトをしない限りは完走できる残量と見て省略しました。
真っ新なタイヤに交換してもらい、フレッシュな状態でピットを後にします。
レースにはタイムリミットがある
ライバルとは大きく距離を空けられてしまい、完全に消化試合化していますが、
最善は尽くしましょう。
しかし、ここでもいつものハードルが待っていました。
レースにはREMAIN TIMEというタイムリミットがあり、
その残り時間は画面右下(右端のラップタイムの下)に表示されるのです。
コレがカウントされる頃は、上位陣は既にチェッカーを受けています。
ここで時間切れです…。今回も完走できませんでした。
これはレースシステムの都合上、まだゴールしていない車両が残っていても
一定の時間が来たら打ち切るのでしょう。
しかしチェッカーを受けられなくても完走扱いになるので、
途中でリタイアしない限りは、順位を付けてもらえます。
当面の目標は表彰台よりも、時間内完走ですね。
リザルトと総合ランキング
結果は予選より順位を下げて15位となりました。
タイヤ消耗時のコースアウトを抑えられていたら、
12位をキープできたかも?という感触です。やはりそこが難しいところですね。
この結果を見て、上位と差のある下位ランカーが国際戦に参戦しても面白いのか?
という疑問を持たれるかもしれませんが、それなりの報酬と距離を稼げるので、
トレーニング感覚で参戦するのはありだと思います。
総合ランキングの確定は少し時間がかかるので、
(レース日の翌日の早朝頃に更新されています)
後日改めて見に行ったところ、SS4枚目のようになっていました。
ここで注目なのは、ローカルランキング(第二地域)が存在することです。
第一地域は都道府県別のランキングですが、
第二地域は何と、郡市内別という一番身近なローカルエリアが設定されており、
その中には年代別のランキングまであります。
世界や国内でトップや上位を狙えなくても、郡市なら可能性が高くなるので、
もしかしたら、誰でも小さな成功体験を得られるかもしれません。