マニュファクチャラーシリーズの契約時に流れるムービーがカッコ良い。

GTSのスポーツモードのレースエントリーには、常時開催されているデイリーレースと
一定期間に行われる〇〇カップやチャンピオンシップなどがありますが、
今回は無謀にもFIA GTチャンピオンシップ(2019シリーズ)にエントリーしてみました。

FIA GT チャンピオンシップは通年開催されている

初参戦は2019シリーズのラウンド18で、16位でした。

世界のランカーさんが集うワールドツアーやファイナルの配信などは観ておりますが、
FIA GTチャンピオンシップのオンライン戦の開催スケジュールは、
そういえば水曜日と土曜日にあるな〜という程度にしか把握していませんでした。
その過程がよく分からないままに8月31日に気まぐれでエントリーしてみると、
いつの間にかシリーズは佳境を迎えておりました。

完全に出遅れの記念参戦もいいところですが、(賑やかしなので何の支障もありませんが…)
今更ながらFIA GTチャンピオンシップのスケジュールが気になり始めたので、
公式サイトで年間アーカイブを確認してみたところ、
過去には〇〇シリーズや〇〇エキシビションシリーズ、
〇〇シリーズ・プレシーズンなどが続いており、(〇〇は西暦年)
FIA GTチャンピオンシップは毎月途切れることなく開催されていました。
その様子なら2019年も9月内にまた何かが始まるだろうと予想していたら、
先日、9月18日から2019/20エキシビジョンシリーズが始まるとのアナウンスがありました。

新シリーズが始まってから旧シリーズのリプレイ(画像)を上げるのも何ですが、
競技自体の一連の流れは今後も同じだと思うので、これからGTSをプレイしたい、
または今までオフ専でロビーやデイリーにたまに出入りする程度だったが、
これからFIA GTチャンピオンシップに参戦してみたい、という方の参考になれば幸いです。

FIA GT マニュファクチャラーシリーズにエントリー

FIA GTチャンピオンシップには、ネイションズカップ(国・地域別対抗戦)と
マニュファクチャラーシリーズ(自動車メーカー別対抗戦)という2つのカテゴリーが存在します。
両カテゴリーともイベントの内容に多少の差はありますが、
エントリーから決勝までの過程は基本的には同じなので、
今回はマニュファクチャラーシリーズのほう(2019シリーズ・ラウンド20/最終戦)で
開催概要を確認していきます。

GTSのスポーツモードのレースエントリーに入ると、現在開催中のイベントが表示されますが、
そこからマニュファクチャラーシリーズを選択すると、
上のスクリーンショット(以降SS)のような画面へと進んでいきます。
(この時点で自動車メーカーを選択していない場合は、ブランドセントラルへ誘導されます)

ちなみにSS2枚目のTop 16スーパースターズのポイントレースとは、
当日エントリーしたスタープレイヤーの中から、上位16名が参戦可能なレースです。
スタープレイヤーとは、GTSが定めたハイレベルな基準を満たした、
所謂お馴染みのランカーさんのことです。
この日はTop 16という特別枠が設けられていたので、1日4レースとなっていましたが、
通常は1日に3レース行われています。スケジュールに間隔があるので、
当日2〜3レースの参戦も可能ですが、その場合のポイントは2〜3レース分ではなく、
最も成績が良かった1レースのポイントが有効になるようです。

FIA GTチャンピオンシップには勝負を大きく左右する燃料消費とタイヤ消耗があり、
このカタロニア戦は燃料消費5倍、タイヤ消耗10倍となっています。(SS3枚目)
そのシビアな演出(シミュレーション)により、
FIA GTチャンピオンシップはどのレースも最低1回はピットに入り、
給油やタイヤ交換をする必要があります。

参戦可能車種は、メーカーの特定の車両になります。
私は日産の専属ドライバーなので、マニュファクチャラーシリーズでは
GT-R Gr.4とGT-R GT3の両車に乗ることができます。
今回はGr.3のイベントなので、GT-R GT3がリストアップされます。(SS4枚目)

BoPは自動変更されます。

そしてBoP(Balnce of Performance/性能調整)が適用され、
これで全ての参戦車両がパワーとウェイトに関してはイコールコンディションになります。
マニュファクチャラーシリーズはネイションズカップのように、
コースの特徴に合わせて車両を選択することができないので、
ワールドツアーやファイナルを目論んでいるランカーさんにとっては、
どのメーカーに所属するか悩みどころだと思います。

GTSのオフィシャルタイムキーパーであるタグ・ホイヤーのカウントダウン。

参戦車両のマッチング開始まで時間がある場合は、フリー走行が可能です。
FIA GTチャンピオンシップの1イベントの所要時間は、
デイリーレースに比べて長くなっています。
予選から決勝終了まで、2019シリーズは所要時間が40分となっていましたが、
2019/20エキシビションシリーズから所要時間60分に延長されています。

ウォームアップから予選まで

前置きが大変長くなりました…。ここから予選に入ります。
フリー走行が終わると予選前のウォームアップが始まり、ピットイン、アウトが可能になります。

しかしウォームアップは僅か2分なので、コースに出ても1周するかしない間に終わります。
コースを周回中、予選の時間が来ると強制的に予選グリッドの画面に切り替わります。

予選は10分間です。この段階から燃料消費、タイヤ消耗があります。
この予選はGTSの各モード内のタイムトライアルのような単独アタックではなく、
前後の車両と間隔を開けて走行します。

SUPER GTのような実際のモータースポーツと同じ方式を取っているので、
マイペースに走り過ぎないように気をつけなければなりません。
初参戦組は予選の走り方でやや戸惑うかもしれませんが、(私です…)
車間距離を取りつつ、動くシケインにならぬように全開アタックに挑みましょう。

画面左端のチャットは各プレイヤーが自己ベストを更新すると、そのラップタイムが上がります。

決勝のスターティンググリッドは、この予選結果で決定します。
相変わらずのタイムですが気にしないでください…。
この結果を引っ提げて決勝に向かいます。続きはこちら↓でどうぞ。

この記事を書いた人

shirokiji04

しろきじの皮を被った紀州人。EX-LDGC251TB, NTYPEE60BR, G29, 無印の座椅子(小)というセッティングでお座敷ドライバー気取りです。好きなお菓子はシューラスク。