地元のケーズデンキで買い物をした後、墓に寄りました。
実は彼岸に墓参りをしなかったので、今頃行ってきたのでした…。
その帰り、電車に乗って新宮駅で降りて改札を通ると、
和歌山県内の特急くろしお号停車駅でICOCAがご利用できるようになります!
というポスターが目に入りました。
鉄道で交通系ICカードが使える日がやって来る
自動改札機より先にIC改札機
遂に地元の鉄道でもICカードが使えるようになるのかと、
ようやく地元でも本来の使い方ができるようになるのかと、
そして11月1日には駅前にローソンもオープンするので、
何だか色々隔世の感でいっぱいになりました。
改札前にもカバーで覆われた縦型の置物、IC改札機が設置されていました。
しかしこの吉報は既に夏に発表されていたのに、今頃知るとは遅過ぎ…。
三重交通のほうがひと足早かった
三重交通が2016年春、専用のICカードemica(エミカ)と交通系ICカードの導入に踏み切り、
地元の路線でもSuicaやICOCAが使える!と喜んだものの、
(4月に早速Suicaを使って乗ってみました)
肝心の鉄道では使えないという皮肉が悩ましいものでした…。
しかしバスから遅れること約9ヵ月、2016年12月17日(土曜日)にその呪縛から解き放たれます。
ただし注意事項が。
海南駅以南はくろしお停車駅のみ利用可 ※現在は県内各駅で利用できます。
2016年10月現在、紀勢本線(きのくに線)では海南駅から大阪方面がICOCAエリアです。
12月17日から新宮駅までエリアが大幅に拡大するのは良しとして、ここで注意すべき点は、海南駅以南でICOCAが利用可能なのはくろしお停車駅のみということです。
その理屈で考えると、特急停車駅〜特急停車駅間はICOCAで乗車可能、
特急停車駅〜無人駅間、無人駅〜無人駅間は乗車不可となります。
しかし太地駅は無人駅ですが特急停車駅なので、(IC改札機設置済み)
例えば新宮〜太地間はICOCAで乗車可能ということになります。
ICOCA乗車可能区間で普通電車に乗る場合はICOCAのみでOKですが、
くろしおに乗る場合は駅の窓口か券売機かe5489で特急券の購入が必要です。
ICOCA(乗車券)+特急券(またはチケットレス特急券)という組み合わせになります。
ちなみにくろしおの停車駅は京都、新大阪、西九条、天王寺、和泉府中、日根野、
和泉砂川、和歌山、海南、箕島、藤並、湯浅、御坊、南部、紀伊田辺、白浜、周参見、
串本、古座、太地(無人駅)、紀伊勝浦、新宮の22駅となっています。
奈良交通もこの4月から10種類の交通系ICカードが利用可能になりました。
今までPiTaPaとICOCAに対応していた八木新宮線も、現在はSuica等でも乗車できます。
あとは熊野交通さんとJR東海さんにも何とか頑張ってもらいましょう…。
追記:海南駅〜紀伊田辺駅間の各駅でICOCAが利用可能になりました
また今頃の追記で何ですが、2020年3月14日(土曜日)から海南駅〜紀伊田辺間の各駅で
ICOCAが利用できるようになりました。
これまでは上記の通り、大阪方面〜海南駅間が各駅で利用可能でしたが、
2020年春のダイヤ改正から紀伊田辺駅までICOCA各駅エリアが拡大されました。しかし紀伊田辺駅〜新宮駅間はくろしお停車駅のみで利用可能なのでご注意ください。
詳細は下記のPDFをご覧ください。
追記:紀伊田辺駅〜新宮駅間の各駅でICOCAが利用可能になりました
2021年3月13日(土曜日)から紀伊田辺駅〜新宮駅間の各駅で
ICOCAが利用できるようになりました。
これまでは上記の通り、大阪方面〜紀伊田辺駅間が各駅で利用可能でしたが、
2021年春のダイヤ改正から新宮駅までICOCA各駅エリアが拡大されました。
新型227系に車載ICが設置されたことによって、無人駅間のIC利用が可能になり、
これで和歌山県内全線が晴れてICOCAでつながったことになります。
詳細は下記のPDFをご覧ください。